歯周病対策の歯磨き粉(歯磨き剤)はこう選ぶ!歯周病を食い止めよう

こんにちは!ハミガキ専門店の「ハミガキライフ」です。

歯周病予防や歯周病の悪化を防ぐためには、予防や対策ができる歯磨き粉(歯磨き剤)を選ぶことと、適切なブラッシングをすることが日々のケアの中では大切です。

歯周病に効果のある歯磨き粉は種類が豊富で、どう選べばいいか迷ってしまいますよね。

今回は歯周病に効く歯磨き粉の選び方や歯磨き方法について、詳しくご紹介していきます!

練り歯磨き

 

歯周病に効く歯磨き粉(歯磨き剤)を選ぶポイントとは?

歯周病は、口の中の細菌が起こす感染症です。
歯と歯茎の間の歯周ポケットにプラーク(歯垢)がたまり、そこに歯周病菌がすみついて歯茎に炎症を起こしていきます。

歯周病対策・歯周病予防に効果のある歯磨き粉(歯磨き剤)の選び方のポイントは、歯周ポケットにすみつく細菌を「殺菌」し、歯茎の炎症を抑えることができる「抗炎症」作用があるものを選ぶこと。

 

具体的に歯周病の原因菌を殺菌する有効な成分としては、代表的なものとして以下の3つが挙げられます。

  • イソプロピルメチルフェノール
  • 塩酸クロルヘキシジン
  • 塩化セチルビリジニウム

 

イソプロピルメチルフェノールは進行を止める効果もあり、歯周病にもっとも有効とされるため、ぜひ成分表をチェックしましょう。

軽い歯周病の段階であれば、カモミールなどのハーブが入った歯磨き粉は抗炎症作用があるうえに身体にも優しくオススメです。

加えて、歯茎を元気にする「組織修復」や「血行促進」の効果が得られるものを選ぶのも良いですね。

出血を止めて炎症を抑えてくれるトラネキサム酸、歯茎を引き締めて血行を促してくれる酢酸dl-α-トコフェロール塩化ナトリウムが入ったものも効果的です。

 

一方、歯磨き粉に入っていないか気をつけたいのが「研磨剤」。

歯磨き粉の多くには、歯の汚れを取りやすくするための「研磨剤」が配合されています。
歯周病によって歯茎が下がり、歯の象牙質が露出した状態になっている場合、研磨剤によって象牙質が傷つくおそれがあります。
なるべく入っていないものか、低研磨のもので選びましょう。

また、薬効成分が滞留しやすいジェルタイプがオススメです。

ハミガキライフでは、歯周病予防におすすめの歯磨き粉も取り扱っております!

 

昔、歯を引き締めるために塩で磨くと良いと言われた方もいらっしゃるかもしれませんが、塩は逆に歯肉を傷めてしまうため、歯磨き粉の代わりとしては使わないでくださいね。

 

歯周病におすすめの歯磨き粉は「殺菌」「抗炎症」「血行促進」「組織修復」作用があるものとお伝えしましたが、歯磨き粉だけでは歯周病は治りません。

歯周病対策・予防には、歯周病菌のすみかである歯周ポケット内のプラークを除去することが肝心です。

そのためには、なによりもブラッシングが大切!
次は、適切なブラッシングについてのお話をします。

 

歯周病を予防するには、歯磨き粉(歯磨き剤)だけでなく磨き方も注意

歯磨き指導

歯周病対策・予防には、歯周ポケット内のプラークを重点的に磨くようにしましょう。

歯と歯茎の間に45度の角度で歯ブラシが当たるようにし、一本の歯に対して小刻みに歯ブラシを動かして磨きます。
このとき歯や歯茎だけに当たっていると歯周ポケットの汚れは落ちないので、必ず溝に当たるように意識してください。

 

歯ブラシは、毛先が歯周ポケットに入りやすいように、毛先が細くなっているものがおすすめです。
毛先が細い歯ブラシは、力を入れ過ぎると毛先が潰れてしまい、うまく汚れが落ちません。
鉛筆を持つような手の形(ペングリップ)で、軽い力で磨きましょう。

ただ、歯ブラシだけでは汚れ落ちは60%と言われています。
これを90%に引き上げてくれるのが、歯間ブラシとフロスです。

できれば毎食後、難しい場合は就寝前に、1日1回は必ず取り入れてください。

おすすめの歯磨き粉(歯磨き剤)についてもご紹介しましたが「しっかりと磨いて汚れを落とす」ことが何よりも大切です。

 

まずは何もつけずにブラッシングし、最後に仕上げとして歯周病に効果的な歯磨き粉をつけて磨くといいでしょう。

歯磨き粉は泡の立ちにくい低発泡タイプやジェルタイプを使うと、しっかり磨けてオススメです!

 

歯周病対策には、定期的な歯科医院受診や歯ブラシの交換も大切!

歯周病は歯周ポケットの中のプラーク内の細菌が原因で起こりますが、プラークが固まってできた歯石の中にもすみついています。

歯石の除去は歯磨きだけではできません。

歯石の除去や、歯石ができる前にクリーニングをしてもらうなど、予防歯科の観点で歯科医院を定期的に受診することはとても大切です。

 

また、せっかく適切なブラッシングをしていても、歯ブラシの毛先が開いていては効果を発揮できません。

ついつい交換するのを忘れてしまうという方は、歯ブラシの定期購入はいかがでしょうか?

歯周病予防の歯ブラシについては「歯周病予防に最適な歯ブラシは?自分に合った歯ブラシで歯周病予防」もぜひ参考にしてくださいね。

 

歯周病予防に効果的な歯磨き粉(歯磨き剤)で歯磨きしよう!

歯周病は歯周ポケット内のプラークにすみつく細菌が起こす感染症。

歯周病対策・予防には、「殺菌」「抗炎症」「血行促進」「組織修復」効果のある歯磨き粉(歯磨き剤)を選ぶのがおすすめです。
特に歯周病にもっとも有効とされるイソプロピルメチルフェノールが入っているかはチェックしましょう。

しっかりと磨けるよう、泡の立ちにくい低発泡タイプやジェル状の歯磨き粉を選ぶのもいいですね。

 

歯周病予防には何よりもブラッシングが大切です。

磨き方は、歯と歯茎の間の溝の汚れをしっかりとかき出せるように、歯ブラシを歯と歯茎の間に45度に当てて、軽い力で小刻みに動かすようにするのがポイント!
力を入れて磨くと、歯ぐきが痩せてしまう原因にもなりますし、歯ブラシの毛先が開きやすいので気をつけましょう。

 

歯周病菌は歯石にもすみつくので、定期的な歯科受診も重要です。

歯ブラシは毛先が細くなっているものを選び、毛先が開かないようチェックして、こまめに交換するのも大切ですよ。

日々のケアを怠らずに、健康な歯茎を目指しましょう!

 

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