TePeの歯ブラシの処方をはじめました♪

ハミガキライフの不動の人気商品はTePe「スプリーム」と「スプリームコンパクト」ですが、TePe「セレクト」「セレクトコンパクト」も、TePeファンを中心に根強い人気を誇っています。「セレクト」と「セレクトコンパクト」は、カラーも豊富でまとめ買いされる方も多くいらっしゃる歯ブラシです。

本日は、当店でも販売中のTePeの「セレクト」、「セレクトコンパクト」、「スプリーム」、「スプリームコンパクト」について、クロスフィールド株式会社の情報誌「デンタルワールド」（No.39）に、「患者さんが効率よくセルフケアできる歯ブラシを処方したい！～TBIからOHIへ　TePe歯ブラシの処方、はじめました～」（フリーランス歯科衛生士　西尾歯科　下川床里美さん）がありましたので、ご紹介いたします。

デンタルワールドをご覧になりたい方は、こちらをご覧ください。

きっかけは、後輩歯科衛生士の悩み相談から。

ある時、後輩歯科衛生士に『患者さんのプラークコントロールのレベルが上がらないんです』と悩みを打ち明けられました。同じ頃、別の後輩が患者さんにTBI をしている姿を見かけました。まさに TBI(Tooth Brushing Instruction) ＝歯磨き指導を、真面目に、一生懸命に行っていました。その様子を見て、“ここに問題あり?!”…。歯（Tooth）磨きの正しい方法を教えるだけではなく、もっとOHI（Oral Hygiene Instruction）＝口腔衛生指導、口腔（Oral）を意識した患者指導の必要性を感じました。

私も数々の失敗を繰り返してきました。どうしても、口の中のプラークばかり目が行きがちですが、OHIを通して感染のコントロールをしていくことが全身健康の改善につながり、病気の再発も防ぐことができると言えます。そのためには、『私に何ができるだろう…』そんな時、『ラウンド毛で平切りタイプの歯ブラシを導入したい』という話を持ちかけられました。TePeファンの私は、すぐに、『TePeのセレクト歯ブラシを導入しよう！』と提案しました。

“歯ブラシを処方する”という考え方へ

その理由の１つに、セレクトの毛先は丸く綺麗にカッティングされていることです。このラウンドカットの顕微鏡写真を見た時、だから歯肉に心地よく、効率良くプラークが除去できるのだと確信しました。
そして、ただ単にTePeの歯ブラシを導入するだけでなく、導入をきっかけに医療面接を今まで以上に行い、歯科衛生士一人一人が、TBIからOHI へ意識を統一し、『どうすれば、効率よく磨けるようになるのか』『この患者さんの口腔内なら、どの歯ブラシが良いのか』を選べる、つまり“歯ブラシを処方する”という考え方にシフトすることで、クリニックに新風が吹くのではないかと考えました。

まずは、メーカーからの説明会を通して、処方する側の歯科衛生士が歯ブラシの特徴を理解し体感できる場を設けました。事前にカラフルでかわいいTePe歯ブラシのサンプルが届いた時は、皆のテンションが上がりました！その後、現状の歯ブラシの販売数を確認し、新規導入の歯ブラシの販売目標本数を決めていきました。スタッフの意見を中心にコミュケーションをとりながら、販売促進チーム・ディスプレイチーム・在庫処分チームに役割分担し、院長の西尾先生に相談しつつ何度も相談を重ねながら進めました。

その結果、まずは下記のTePe 歯ブラシ基本の４種類を導入することになりました。
①セレクト（ソフト）
②セレクトコンパクト（ソフト）
③スプリーム
④スプリームコンパクトです。

この基本の４種類は新人歯科衛生士でも迷うことがないように、処方ガイドなど患者説明ツールも準備し、スタートしました。

歯ブラシの販売数が２倍に！

半年が経った今、TePeの導入によって、歯ブラシの物販は導入前と比べると２倍の販売数になっています！このような結果につながったのは、TePe歯ブラシの質の良さ、ユニバーサルデザインであることや、簡単にプラークを落とせるように設計されている等の特徴をスタッフが理解できたこと、またハンドルカラーのバリエーションが豊富なところも患者さん受けが良かったポイントだと思います。ただ…色に関してはどうしても寒色系が残りやすい傾向がありました。

今ではセレクトコンパクトソフトのカラーハンドルであれば人気カラー６色から単色で購入できるようになったので、より色選びを楽しんでもらえるようになって嬉しいです。
今回の変化で、スタッフが一丸となって取り扱う歯ブラシを詳しく知り、そして“歯ブラシを処方する”という考え方に近づけたので、自信を持ってお勧めできるようになったことも大きかったと感じています。これからも、患者さんに喜ばれる高品質なセルフケア製品の処方を、皆で目指していきたいと思います。