こんにちは!ハミガキ専門店の「ハミガキライフ」です。
当たり前のように存在する私たちの「歯」。
いつもは意識することはそう多くないと思いますが、歯にはどんな大切な役割があるのか、歯がなくなったらどうなるのかなど歯にのことをより深く知っておくと、もっと歯を大事にしたくなりますよ。
今回はかけがえのない存在である「歯」がなぜ大切か、基本的な役割や歯が体に与えている影響についてお話していきます。
歯の役割とは?なぜ大切なの?
歯の役割は食べ物を食べるために必要ですが、それ以外にもたくさんの役割があります。
なぜ人間にとって歯は大切なのか、その役割をみていきましょう。
食べ物を細かくする
誰もが思い浮かぶであろう「食べ物を細かくする」という役割ですが、なぜ細かくする砕く必要があるのでしょうか。
理由としては、食べ物がのどに詰まるのを防止する、栄養の吸収を助けるなどがあります。
食べ物を細かくすることで、胃腸の負担を減らします。
また、よく噛むことにより脳が刺激されて血行が良くなり、脳が活性化し、認知症の予防にも効果的と言われています。
体のバランス
歯は、体のバランスをとるのに重要な役割をはたしています。
例えば、片側の奥歯がないと、奥歯がある方で食べ物を食べようとします。
このように片方の歯に負担がかかると、あごの位置などが変わってしまい、顔が歪んでしまうこともあります。
また、顔を支える体のバランス全体が崩れてしまうこともあります。
歯を大切にすることは、体全体を整えることにつながります。
人間にとって歯の役割は重要!もし失ったらどうなる?
歯の役割は、意外と多いことがお分かりいただけましたか?
多くの役割がある歯は、失ってしまうと様々な弊害を引き起こします。
栄養の吸収がうまくいかない
食べ物を細かくすることができないと、食べづらいうえに、体の中に入っても栄養が十分に吸収されず、内臓にも負担がかかります。
栄養の吸収を助けるのが唾液ですが、唾液も「噛む」という動作をすることで分泌が活発になります。
うまく噛めないことで唾液の分泌が減ってしまい、さらに栄養の吸収がうまくいかなかくなり、悪循環を招きかねません。
虫歯や歯周病リスクを高める
歯を失い、噛む回数が減ると唾液の分泌量が減ります。
唾液の働きには以下のようなものがあります。
- 食べ物の栄養の吸収を助ける
- 歯の再石灰化を促進する
- ドライマウスを防ぐ
- 食べ物を飲み込みやすくする
- 細菌の発生を防止、繁殖を抑制する
- 口内を中性化する
- 口内の汚れを洗い流す
唾液は重要な役割がたくさんあります。
これらが十分に働かないと虫歯や歯周病のリスクが高まり、さらに歯を失う原因になってしまいます。
歯を長く残すためにできること
自分の歯を長く多く残すために今からやっておくべきことは、正しい日々のケアと予防歯科の活用です。
日々のケアと言っても、難しいことはありません。
歯垢などの汚れをしっかりと取り除くことです。
そのためには、以下の歯磨きのポイントを参考に、しっかりと歯磨きをしましょう。
◆歯磨きのポイント
- 食後、寝る前、寝起きに歯磨きをする
- 歯ブラシは毛先が開いていないものを使う
- 歯ブラシだけではなくフロスや歯間ブラシも併用する
- フッ素やハイドロキシアパタイトなどの歯の再石灰化を促す成分が入った歯磨き粉を使う
このような日々の適切な歯磨きだけでも効果はありますが、十分とはいえません。
歯科医院での定期検診も大切です。
歯科医院は歯のトラブルが起きたときだけ行く場所ではなく、虫歯や歯周病のチェック、歯石の除去など歯のメンテナンスや歯磨き指導などをしてくれる場所でもあります。
予防のためにも歯科医院に定期健診に行かれることもオススメします。
重要な役割がたくさんある歯を長く残そう
歯には食べ物を細かくするだけでなく、人と話したり食事を共に楽しんだりするコミュニケーションツールとしての役割や、体のバランスをとる役割があります。
歯を失うと、栄養の吸収がうまくできなかったり、内臓に負担がかかります。
また噛むことで分泌される唾液の量が減ってしまい、ますます栄養が吸収されにくくなります。
また、歯が無いと上手に発音ができません。
歯が無いことをコンプレックスるに感じ、口を思い切り開けて笑ったり、しゃべったりできないということもあるでしょう。
自分の歯をより長く多く残すためには、日々の適切な口腔ケアが欠かせません。
フロスや歯間ブラシも活用し、歯垢などの汚れをしっかりと落とすようにしましょう。
歯科医院での定期検診も行って、定期的にチェックなどをしてもらうのも忘れずに。
何よりも、歯の汚れをしっかりと落とすためには、毛先の開いていない歯ブラシで磨くことが大切です。
ハミガキライフでは、月1回の歯ブラシ交換を推奨しています。
歯ブラシの定期購入も用意しています!
【監修】
えばた歯科医院
歯科医師 江端隆寿先生
http://ebata-dental.com/