「朝起きたらお口がくさい…」そんな時ありませんか？
口臭については、お店でもよく耳にする相談です。
ポイントを押さえて、口臭予防してみませんか？

<原因は？>
日本口腔外科学会によると口臭の原因は
１． 生理的なこと。
２． 食べ物
３． 病気
４． ストレス
５． 心理的なこと。
などが原因になっているようです。

<口の中の４つの原因>
では、お口の中ではどのようなことが口臭の原因になるのでしょうか？
１． 歯垢
食べ物の残りかすに細菌がつき、口臭の原因となるガスを出すと言われています。
２． 舌
舌の白い部分は舌苔と言われ、細菌が繁殖して匂いを発します。
３． 歯周病、虫歯
歯周病になると歯ぐきに炎症がおき出血したり、歯周病菌が出したガスによって匂いがします。虫歯になった部分は、食べ物が詰まったままになり口臭の原因となります。
４． 唾液
唾液が少なくなると口の中を洗い流す作用などが弱くなり、口の中が乾燥して口臭が強くなったりします。

<対策>
１．歯垢
まずは、原因となる食べかすを取り除きましょう。
ハブラシだけでは６０％しか磨けていません。
歯と歯の間に詰まった食べかすも、フロスや歯間ブラシで清掃しましょう。

２．舌
舌の上も専用の舌磨きで清掃しましょう。
舌専用のほうが、舌を傷つけずきれいになります。

３．歯周病、虫歯
歯周病や虫歯のある方は、歯科医院にて治療が必要です。

５． 唾液
唾液については、口の中を乾燥させないように口呼吸に気を付けたり、
朝起きたらまずうがいをし、寝ている間に増えた細菌を減らし
水を１杯飲んで口の中を清潔にしましょう。
緑茶にはカテキンが含まれており、殺菌効果もあるそうです。
お茶で口を湿らせるのも良いかもしれませんね。

<まとめ>
ご自身にあてはまるような原因が見つかりましたでしょうか？
基本的には、歯科医院にて原因を見つけてもらうのが安心です。
お家では、ガスの発生源である歯垢を除去し、殺菌効果のあるハミガキ粉で
磨いてみるだけで口臭も変わってくるかもしれません。
それぞれに合った対策、お試し下さい。