【私のハミガキ】クロスフィールド㈱ 歯科衛生士 小林亜子さん file00013 完結編

自己紹介
クロスフィールド株式会社 歯科衛生士 小林 亜子
都内の歯科医院に約10年間勤務すると共に、福祉また予防歯科先進国と名高いスウェーデンに関心を持ち2年間留学する。TePe社の輸入代理店であるクロスフィールドに入社後はTePeをはじめとした海外歯科商品の紹介やセミナーの開催、北欧研修ツアーでのアテンドを通して北欧の歯科事情を発信している。趣味は世界の歯ブラシ集めで現在800本ほどのコレクションを持つ。

こだわりのハミガキグッズ(メーカー / 商品名)
【歯ブラシ】
TePe / スプリーム
TePe / セレクトソフト
TePe / コンパクトタフト
【歯磨き剤】
LION / Dent チェックアップ スタンダード
R.O.C.S / センセーションホワイトニング
【歯間クリーニング】
TePe / オリジナル歯間ブラシ4S, S
LION / Dent ウルトラフロスS

ハミガキ愛(歯磨き剤、その他編)
歯磨き剤は、学生の頃から長年、LIONのチェックアップ スタンダードひとすじです。口の中に広がりやすいやわらかなペースト、飽きのこない優しいミント味、口の中がアワだらけにならず歯磨きに集中できる低発泡性、そして何よりフッ素含有量が欧米スタンダードと同じ1,450ppmあって、むし歯予防効果に優れている点が最高です。フッ素は“再石化効果”で歯の表面の細かな傷も修復してくれるので、長年使い続けていると歯の表面が滑らかになって着色もつきにくくなると感じています。

そして忘れてはならないのが歯と歯の間です。皆さんは歯間ブラシやデンタルフロスを使っていますか?多くの歯科の文献では、歯ブラシだけではお口の中の汚れは60%しか落とせていないと言われています。歯磨きをしても、それだけ歯と歯の間、歯肉の隙間には細菌が潜んでいると思うとゾッとしますよね。お風呂で身体の半分しか洗わないようなものです…。身体も洗えてないところに垢がたまって臭ってしまうのと同じで、お口の中も隙間もきちんとケアしないと…口臭、むし歯、歯周病を引き起こしてしまいます。

歯と歯の間のクリーニングには、LIONのウルトラフロスと、TePeの歯間ブラシを使っています。どちらも形状が持ちやすく使用感が良いところが気に入っています。歯磨きをした後に歯面に添わせるようにしっかりフロスまたは歯間ブラシをして、その後歯と歯の間に水を通すような感じで強めにうがいをすると、細かなプラークも流れ去る感じでとても気持ちが良いです!でも、そうするとせっかくのフッ素も流れていく気がするので、最後にまた歯ブラシに少しフッ素の歯磨き剤を付けて歯全体にまぶすこともあります。そうすると、口の中の歯が喜んでいるように錯覚してしまうほどです。我ながらちょっと(かなり?)マニアだと思いますが(笑)、そのおかげか長年むし歯や着色、歯周病とは無縁です。

また、歯の白さもこだわりたいもの…週に1-2回ちょっと時間にゆとりがある時に、小さなヘッドでコシのある毛先のコンパクトタフトブラシ(写真手前)と、ホワイトニング力に優れた歯磨き剤R.O.C.Sセンセーションホワイトニングを使って、一歯ずつ丁寧に磨いています。歯のツルツル感が気持ち良いですし、普段のフッ素での歯磨きと、時々のこのスペシャルケアのおかげか、“歯がきれい”と言ってもらえることがあるので、今後も続けていこうと思っています。

最後に
歳をとるごとに歯を失い、お年寄りになったら義歯(入れ歯)になっても仕方がない?それは歳をとったら義足や義手になっても仕方がないというのと同じくらいナンセンス!歯は加齢とともに減っていくものではなく、本来は一生自分の歯でいることができるものなのです。一生、自分が食べたいものを美味しく食べられる幸せ、痛みや口元、口臭を気にしないで生活できる幸せ…全部、毎日数分の時間と、月に1,000円くらい?!のデンタルケアグッズへの出費、そして定期健診で歯医者さんにかかる程度の努力で手に入るのであれば簡単ではないでしょうか?!毎日のヘアケアと定期的に行く美容院や床屋さん…それと同じくらい、毎日の口腔ケアと定期的に行く歯医者さん…それが多くの人たちの習慣になったらいいなと思います。

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