ふわふわ触感！？TePe歯間ブラシについて

皆さんは、普段のハミガキの中で、歯ブラシ以外にどんなツールを使っていますか？？最近では、歯ブラシだけではなく、日常的にフロスや歯間ブラシを使っている人も増えてきているのではないでしょうか。

ハミガキライフでも、歯ブラシに加えて、歯間ブラシによる口腔ケアをおすすめしており、以前からTePe歯間ブラシを販売しております。実はこのTePeの歯間ブラシ、後述のとおり市販の商品にはなかなか見られないこだわりポイントがあり、とっても素晴らしい商品なのです！

本日は、クロスフィールド株式会社の情報誌「デンタルワールド」（No.37）に、TePe歯間ブラシについての記事「“ふわふわな感触”のTePe歯間ブラシとの出会い」（歯科衛生士　西尾いづみさん）がありましたので、ご紹介いたします。

デンタルワールドをご覧になりたい方は、こちらをご覧ください。

TePe歯間ブラシとの運命的な出会い

これまで納得のいく歯周治療が受けられず色々検索されていた際に、当院のホームページをご覧になり来院された患者さんとのエピソードをご紹介します。院長からの指示で担当となった私は、ゆっくり時間をかけカウンセリング・検査をし、その患者さんに適したセルフケアグッズを模索しました。その患者さんのモチベーションは高く、お勧めしたセルフケアグッズも購入され歯周初期治療に入ったのですが、なかなかPCR（プラークコントロールレコード）が良くなりませんでした。私は“なぜだろう、どうしたらよいのか”と、悩んでいました。

ちょうどその頃、院長が研修のために訪問していたスウェーデン・デンタルセンター（東京都千代田区　院長：弘岡秀明先生）へ、私も同行したいと院長にお願いしたところ、弘岡先生、院長の両者から快諾をいただき見学させていただけることになりました。以前から、弘岡先生や同医院の歯科衛生士、加藤典さんの実際の臨床現場を見学させていただきたかったので、夢が叶った大変貴重な時間となりました。その時、加藤さんが患者さんにお勧めしていた歯間ブラシがテぺだったのです。私はその日までテぺ製品は見たことがあるくらいで実際に使用したことはありませんでした。なぜ、世の中に多々ある歯間ブラシの中でも加藤さんはテぺを選んだのか、とても興味がわきました。そして、教えていただいたこと。毛束が程よくあり、メタルワイヤーは歯面を傷つけないようにプラスチックコーティングされているのでインプラントや補綴物、根露出部にも安全なこと、またワイヤーの根元まで植毛されていること。エクストラソフトタイプの歯間ブラシは外科処置後やデリケートな部位にも使用できること。その時の気持ちは、“すごい！もう、とにかく早く使ってみたい！”　…その後早速自ら試し、そして当院でも導入することが決まりました。

「ガシガシ」しない…！「ふわふわ」感触のTePe歯間ブラシ

私自身の感想としては、歯間に挿入した瞬間、“なに、この気持ち良さ‼” 今までに無い感触でした。ふわふわ～っとして歯肉にあたる感じがやさしいのに、しっかりプラークは除去できる。そしてブラシ形態が円柱形なので、円錐型の歯間ブラシとは違い口蓋側隅角のプラーク除去や、根面の凹みにも効果的ということでした。

この気持ち良さを色々な患者さんに伝えたい気持ちでいっぱいになりました。“そうだ、あの患者さん（前述の方）に勧めよう！”　…そして、その日がやって来ました。まず、「歯間ブラシを使わない理由をお聞かせください」と尋ねてみると、患者さんから「あのガシガシする感触がもうダメ」とのこと。この『ガシガシ』を理解して攻略しないと先に進めないと思い、まずその時ご本人がご使用中の歯間ブラシをあえて試していただき、自分なりの『ガシガシ』を感じたところで『テぺ歯間ブラシのふわふわ』で挑みました。「いいね、ガシガシしない。じゃあ使ってみようかな。」…やったー！それからその患者さんは、治療のステージごとに歯間ブラシのサイズやかたさを適したものに調整しながら使い続け、今は歯周状態も安定した日々を送られています。歯科衛生士として、自分でしっかり納得して好きになり、そして患者さんに伝え、治療の成果を一緒に喜びあえる…そんな素晴らしいセルフケアグッズに出会えたことに感謝し、これからも使い続けていきたいです。