ハミガキライフ1番人気の歯ブラシ「スプリーム」と「スプリームコンパクト」の使い分けについて!

ハミガキライフのお客様にご購入いただいている歯ブラシの中で、一番人気を誇る歯ブラシは、TePe「スプリーム」と「スプリームコンパクト」です。
ハミガキライフでは、「スプリーム」と「スプリームコンパクト」について、お客様から2つの商品の違いについて、よくご質問をいただくことがあります。

この2つの歯ブラシは、ヘッドの大きさとネックの長さが異なっています。ハミガキライフのお客様で初めてお使いになる方からは、「どっちが良いですか?」というご質問をいただきます。

本音で言いますと、「どちらも良いです!」と回答したくなります。
男性だから「スプリーム(普通サイズ)」、女性だから「スプリームコンパクト」ということもないと思っています。実際に、男性でもコンパクトをお好みになる方もいらっしゃいますし、女性でも普通サイズを愛用されている方もいらっしゃいます。
でも、それでは、選ぶのが難しいので、私たちとしては、ヘッドの大きさのお好みや現在使われている歯ブラシのサイズに近いものをお選びいただいています。これにより、違和感がなく、使い始めていただけると考えているからです。
そして、一度お使いいただき、ヘッドサイズの感じを確かめてもらって、次に使用するときに、どっちが良いかを選んでもらうのが良いと思っています。

なかには、自宅でのハミガキは「スプリーム」、オフィスや旅行に持参するときには「スプリームコンパクト」、といったように使い分けをしている方もいらっしゃるんですよ。

そんな「スプリーム」と「スプリームコンパクト」について、口腔ケアのプロフェッショナルである歯科衛生士さんは、どんな風に使い分けをしているのでしょうか?

本日は、ハミガキ専門店Hamigaki Lifeで販売している人気のTePe「スプリーム」「スプリームコンパクト」について、クロスフィールド株式会社の情報誌「デンタルワールド」に参考になる記事「自分自身が愛用者 わたし的!! TePe スプリームとスプリームコンパクトの使い分け」(歯科衛生士 丸山葉子さん)がありましたので、ご紹介いたします。

デンタルワールドをご覧になりたい方は、こちらをご覧ください。

自分自身が愛用者 わたし的!! TePe スプリームとスプリームコンパクトの使い分け

私の敬愛する先輩歯科衛生士からTePe スプリームを紹介していただき、愛用者になったのが4年前でした。2017年にはスプリームコンパクトが登場し、これも現在愛用中です。

今回は、自分が愛用しているそのスプリームとスプリームコンパクトの使い分けについて紹介したいと思います。

私は、歯周病の患者には歯肉辺縁部に毛先が届きやすいスプリームを選択することが多いです。歯肉縁上はきれいにブラッシングできているのに、いざ歯肉縁下を少し探針で触るとプラークが多く残っている上に出血してしまうことはありませんか?その患者が使用している歯ブラシを確認すると、ラウンド毛であることを私はよく経験します。ここでスプリームの出番です。二段植毛の長いフィラメント(①)がテーパード毛で、短いフィラメント(②)がラウンド毛であることがスプリームの特徴です。その柔らかいテーパード毛が歯周ポケッ ト内にしっかり入り込むことで、歯肉縁下プラークをよく除去でき、なおかつラウンド毛で辺縁の歯面に付着するプラークも除去することができるので、まさに一石二鳥です。

また、スプリームは、矯正装置の部分を磨くのにも適しています。私は、1年半前まで約3年間矯正治療を受けていたので、矯正装置に引っかかる大量の食物残渣を除去するため、スプリームを使用していました。毛足が長いので矯正装置の間に届きやすく、更に毛束が密であるため早く除去できるからです。歯科矯正を受けたことのある方には理解していただけると思いますが、矯正装置に食べ物がからまると、想像以上に不快で一刻も早く除去したい気持ちでいっぱいになります。その理由から、スプリームを使用することによって“確実に、かつ迅速に除去できる”というメリットはとても大きいのです。

一方、スプリームコンパクトは、その名の通りヘッドがコンパクトであるため、口腔前庭や歯列弓の狭い患者、そして小さいヘッドを好む患者に選択するのがまずは基本です。ここで、わたし的選択方法について、さらに経験談と実際の検証を交えてご紹介します。

二段植毛ではなくテーパード毛だけの歯ブラシを使用すると、毛先が細いので歯肉には優しいのですが毛先がたわんでしまい、歯面に付着したプラーク特有のザラつきを除去しようと必死になるので時間を費やします。また、ブラッシングについ力をかけ過ぎてしまい、一日中気になってしまう位の違和感と歯肉痛が 2~3日続く(ブラッシングを控えると治る)という経験をしたことがあります。それは、テーパード毛の歯ブラシで浅い歯肉溝を狙って強い圧で長い時間ブラッシングしたために、毛先がポケット底 (上皮付着部)周囲の組織を傷めていたからだと思います。
しかし、TePe スプリームを使い出してからは、時間や力のかけ過ぎに注意を払わなくても歯肉の痛みが生じなくなりました。それは、前に述べたようにラウンド毛とテーパード毛の二段植毛で、どちらの長所も併せ持っているからだと思います。

さらに、スプリームコンパクトを使い始めて、同じ二段植毛のスプリームとスプリームコンパクトでも、サイズ感だけでなく磨いた感覚に違いがあることに気付きました。不思議に思い、2本の清掃状態の違いを自分と患者に実際に試して検証しました。スプリームはテーパード毛(①)が長く、毛先にかかる力が弱くなるため炎症のある歯肉には優しいです。そして、長いフィラメント(①)が深くなった歯周ポケット内にしっかり届き、またヘッドが大きいため歯肉退縮を起こして鼓形空隙が大きな歯面をがっちり抱え込んで磨けます。一方、スプリームコンパクトは、長いフィラメントのテーパード 毛(④)が、スプリームのそれ(①)より約1mm短く、歯肉溝に届くと短いフィラメントのラウンド毛(⑤)が歯面に早く当たる ため、それ以上歯肉溝の中に届きません。その結果、内縁上皮は傷つきませんし鼓形空隙の下部に毛先が早々と届き、毛足が短い分コシがあり、短時間で歯面がツルッと磨けます。スプリームの方がサイズの大きい分(③>⑥)能率的に磨くことができますが、 私のように歯周組織が健全で歯肉の退縮もない場合には、スプリームコンパクトの方が適していると言えるのかも知れません。
また、スプリームもスプリームコンパクトもヘッドの先端が先細り(台形型)になっていて大臼歯や歯間部にも歯ブラシが届きやすいという特徴もあります。スプリームコンパクトでは、ヘッドの長さだけでなく幅もコンパクトになるので、口腔前庭の狭い部分や舌側などの清掃に向いていると思います。

以上の理由から、わたし的な使い分けを表にまとめました。

ちなみに、TePe スプリームとスプリームコンパクトの使用リピート率はとても良く、一度処方すると8割の患者さんがリピーターになります。先日も、リピーターの男性患者さんが定期検診に来られてスプリームを20本購入されました。「磨きやすくとても気に入っている。友達にも紹介している。」とおっしゃって いました。実際に歯肉の状態も改善していることから、自信をもってお勧めできる歯ブラシであると思います。

二段植毛で効率的にすっきり磨けて、好みやお口の状態に合わせて使い分けもできちゃう、TePe「スプリーム」と「スプリームコンパクト」

歯科衛生士の丸山さんの「自分自身が愛用者 わたし的!!TePe スプリームとスプリームコンパクトの使い分け」は、いかがでしたでしょうか?

丸山さんの記事にもありましたように、スプリームとスプリームコンパクトは、ヘッドの大きさの好みで選んでいただいてもよいですし、矯正中の方には「スプリーム」、歯肉が元気で下がっていない方には「スプリームコンパクト」がおすすめといったように、皆さんのお口の状態に合わせて選んでいただくのも良さそうですね♪

やっぱり、まずはお使いいただき、実際にスプリームとスプリームコンパクトの違いを感じて欲しいです♪
そして、自分に合った歯ブラシを見つけて欲しいです!

ちなみに、口腔ケアのプロフェッショナルである歯科衛生士さんが、「スプリーム」と「スプリームコンパクト」の長所と使い分け方法を、とっても詳しく分析してくださった記事で、ハミガキライフのスタッフもとっても勉強になりました。

これからも、「スプリーム」と「スプリームコンパクト」の良さを、ハミガキライフのお店から皆様に全力で発信していきたいと思いますので、皆様も是非ハミガキライフにご来店の際は、「スプリーム」と「スプリームコンパクト」のサンプルを手に取っていただき、歯ブラシについて私たちスタッフに遠慮なくお尋ねください♪

TePeの「スプリーム」と「スプリームコンパクト」は、ハミガキ専門店Hamigaki Lifeのホームページからご購入できます。

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