正しい子供の虫歯予防とは?3つのポイントに分けてご紹介!

こんにちは!ハミガキ専門店の「ハミガキライフ」です。

ご自分のお子さまには、もちろん虫歯は出来てほしくないですよね。
ご自身が虫歯で大変な思いをされたことがあるなら、なおさらそう思うことでしょう。

子供の虫歯を予防するために、親ができることってなんでしょうか?
虫歯予防を3つのポイントにしぼって解説していきます!

虫歯菌のイラストと女の子

 

予防ポイント1:子供が虫歯になりにくい習慣を作る!

生活を整えることで、虫歯になりにくくすることが可能です。
普段の生活で虫歯に直結するもの…と言えば、食生活が思い浮かびますよね。

歯を組織するカルシウムやビタミンなどを含む食品を積極的に食べて「虫歯になりにくい歯を作る」という考え方もありますが、虫歯の原因は虫歯菌(ミュータンス菌)なので、食べ物だけで虫歯を予防するのはなかなか難しいです。

何より、食事は歯のためだけに摂るものではなく、成長に必要な栄養素を取り入れたり、食事の楽しみを知って味覚を育てたりする役割もあります。
食事は、バランスよく色々なものを食べるのが一番です!

食べ物の中には歯の表面を溶かす酸が多く含まれる食品や、虫歯菌のエサになる糖が多く含まれるものがたくさんあります。

酸や糖を含む食品は、ワインや酢、レモンやミカン、砂糖を含むお菓子など、日常的に口にするものが多く、完全に「食べない」のは難しいですよね。
そのため、食後の歯磨き・うがいを積極的に行い、口の中を早く中性に戻すよう心がけましょう。

また、口の中に食べ物が入り酸性に傾くと、虫歯ができやすい環境になります。
唾液の作用で中性に戻っていくのですが、だらだら食べをするとなかなか中性に戻らず、虫歯ができやすい環境が長くなってしまいます。

食事とおやつの時間は決めて、だらだら食べをしないことも非常に大切です!

 

予防ポイント2:正しい歯磨きで子供の虫歯を防ぐ!

歯磨きのチェックをする母親

歯に付着した汚れがしっかり落とせていれば、虫歯にはなりません。
年齢別の歯磨きの方法やコツをおさえましょう!

 

0~1歳児:前歯くらいしか生えてない頃

パパ・ママが歯を磨いてあげましょう。
この時期は、子供がハミガキに嫌なイメージを持たないように、歯磨きの楽しさを感じさせてあげると良いですね。

楽しい気持ちになるよう、歌を歌いながら歯磨きするのもオススメ。
歯磨きはお子さんを寝かせた状態が多いかと思いますが、下から見たパパ・ママの顔は怖く見えがちです(鏡を床に置いて、覗き込んでみてください。自分でもびっくりするような表情になっているはずです!)。
歌を歌うことでニコニコした表情になりやすいですよ。

この時期はまだ歯磨き粉を使う必要はありません。(詳しくは 「歯磨き粉はいつから?スタートに最適な時期と選び方」 をご参考ください!)
まずは歯磨き自体に慣れるのが大事!

ガーゼで拭く方法もありますが、あまりきれいになりません。
誤飲を防ぐためにも、最初から歯ブラシを使うことをオススメします。

1歳児頃からはフロスを積極的に使いましょう。
特に、乳歯の前歯2本はくっつきやすく間が虫歯になりやすいので、フロスでお掃除します。
フロスにジェルをつけて滑りを良くしてあげれば、子供も嫌がらないことが多いですよ。

 

1歳7ヶ月~2歳7ヶ月:離乳食が終わり、乳臼歯が生えてくる時期

1歳7ヶ月~2歳7ヶ月は「感染の窓」といって、お口の中の細菌が変化する時期だと言われています。
この時期に歯磨き粉を使い始めると良いでしょう。
子供用の刺激が少ない歯磨き粉で、フッ素が配合されているものがいいですね。

 

3歳:歯にプラークがついてくる時期

歯ブラシ選びが重要です。
歯ブラシは、その子のプラーク(歯垢)の質で選んであげましょう。
プラークに粘りがあって落ちにくいタイプは、ふつうの硬さの歯ブラシを、プラークがサッと落ちるやわらかめのタイプには、やわらかめの歯ブラシを選ぶと良いです。

歯磨きの方法は、まず何もつけずに水磨きをして、次にジェル状の歯磨き粉を使って磨きます。
それでもステイン(着色汚れ)やプラークがつくようなら、研磨剤が入ったペースト状の歯磨き粉を使いましょう。

子供の歯は表面のエナメル質が傷つきやすいので、低研磨タイプがオススメです。

 

6歳~:永久歯が生え始める時期

小学生になると、親が子どもの歯を磨くことが少なくなり、汚れが残っているお子さんが増えます。
また、歯茎周辺に汚れがたまり、歯肉炎になっている子も多く見受けられます。

できれば、小学校5~6年生くらいまでは仕上げ磨きをしてあげましょう。

フッ素入りの歯磨き粉を使って磨いた後に、タフトブラシを使って仕上げると、汚れを綺麗に落とすことができます。
歯と歯の間がつまってくるので、フロスや歯間ブラシも使いましょう。

歯間ブラシの頻度はどれほどが最適?正しい使い方を伝授」も参考にしてくださいね!

 

歯の正しい磨き方

①親が子どもの口の中を見ながら、直視してしっかり磨きましょう

子供はベロが動いてきちんと磨かせてくれないので、よく見てしっかり磨いてください。

②歯を磨く順番を決める

磨き残しを防止するためです。
利き手のクセなどで、磨き始めの箇所に比べて最後に磨いた箇所はおろそかになることもあるので、毎日同じ順番でなく、法則を作って違うところから順にやるのもいいですね。

③歯ブラシの頭の部分を歯茎部(歯茎側)に向けて磨く

歯と歯茎の境目の磨き残しを防止します。

④歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に45度の角度で当てて、小刻みに動かしながら磨く

歯茎部にたまりやすいプラークを落とします。
歯ブラシをゴシゴシと大きくこするのではなく、こちょこちょとくすぐるように小刻みに動かして、一本一本に十分時間をかけて磨きましょう。

 

予防ポイント3:フッ素で虫歯予防効果を高める!

歯磨き粉などに含まれるフッ素は、虫歯を予防し、歯の質を強化してくれる効果があります。

◆フッ素を取り入れる方法

  • 毎日の歯磨きにフッ素入りの歯磨き粉やジェル、泡タイプのフッ素剤を使う
  • 歯磨き粉が使えない場合は、フッ素スプレーを利用する
  • 歯科医院でフッ素塗布をしてもらう

 

フッ素を効果的に使うと、虫歯の予防効果が高まります。
フッ素の使い方や注意点をまとめた 「フッ素は虫歯に効果あり?その理由と使い方を徹底解説!」もご覧ください。

ただ、フッ素を歯に使うだけでは不十分。
やはり、プラークを取り除くための、丁寧なブラッシングが最も大切です。

ブラッシング効果を高めるためには、毛先の開いていない歯ブラシで磨くことが大切です。
月1回を目安に歯ブラシを交換しましょう。

ハミガキライフでは歯ブラシの定期購入ができるので、歯ブラシの交換時期を逃しません。
お気軽にお問い合わせください!

 

子供の虫歯を予防するための習慣を整えよう

子供の虫歯を予防するポイントは「虫歯になりにくい生活習慣」「正しい歯磨き」「フッ素の利用」です。

虫歯予防には、だらだら食べは厳禁です。
食後と寝る前に歯磨きをして、お口の中の汚れを落としましょう。

虫歯の予防にはプラークを取り除くことが大切です。
年齢に合わせた歯磨き法で、正しい歯磨きの習慣を身に付けましょう。

歯磨きの際にはフッ素を利用することで、虫歯予防や歯質の強化に効果が期待できますよ。

虫歯予防のポイントを押さえて、お子様の歯を守りましょう!

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